「何かのきっかけを掴める、人生を変える出会いがある場所に」Pono books and time さん

 

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もりもり盛岡の運営スタッフ。好きなことは、美味しいものを食べること。マイブームはパン屋さん巡り!嫌いなものは、氷点下の寒さ。盛岡の冬って、どうしてこんなに寒いのでしょう...。

今回は、古本の販売スペースとカフェ、ワークスペースを併設した書店「Pono books and time」さんにお話を伺ってきました。

盛岡ではなかなか珍しいタイプのこのお店。扉を開けて、店内に入った瞬間、なんとも言えない懐かしさと暖かさを感じます。

この心地よい雰囲気の秘密は、Pono books and timeさんがお店に込めた「思い」にありました。

最初に、本屋をやりたいと思ったのはいつですか?

幼稚園の時、絵本がすごく好きで。本屋さんになったら、いっぱい本が読める!と思ったのが最初のきっかけです。

以来、ずっとその夢を叶える為に努力してきた、という感じですか?

大人になってから改めて「本屋がやりたかった」というい事を思い出して、行動を開始しました。

というのも、幼稚園の時に夢を母親に伝えたら、

「本屋さんと結婚しないとなれないよ」

「代々、本屋さんの人じゃないとなれないんだよ」と言われて(^^;)

その時から「世の中って、自分が本当にやリたいことはできないんだ」という考え方をするようになり、小中高大~と<自分が出来そうなこと>を選んで進路を決めて生きてきました。

あのときやりたいことにフタをしたことで、そういう選択をしてきたんだな〜ということに気づいて、それで「本屋さんになりたかったな」のまま終わらせたくない。やりたかったことを自分にやらせてあげたいと思いなおしました。

でも、振り返れば、絵本が好きなるキッカケを作ってくれたのも母なので、今はそれも含めて心から母に感謝しています(^^)

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その間はどんな風に毎日を過ごしたんですか?

夢ややりたいことがない状態で暮らしていました。

小学校の時の卒業文集では、周りが自分の夢を書く中、私は自分が何をやりたいのか分からなくって「アルバイトがしたい」って書いていましたし(笑)受験の時は、自分の成績で入ることができそうな学校の中から、進学先を選びました。そして、そのまま、なんとなく社会に出て、訳も分からず仕事をして、ストレスを発散して、という生活を送っていました・・・。

社会って「なんとなく」でも生きていくことはできますが、やっぱり「何かが違う」と感じていましたね。友達とカラオケに行ったり、遊んだり、決して楽しくないわけではないけれど、「自分は一体何をしているんだろう」と思ってしまったり。

そんな中で「本屋をやろう!」と思い立ち、実際に行動を開始したきっかけは何だったのでしょう?

「コーチング」を学び始めたことです。今も学び続けているのですが、その中で、幼稚園の〜時の経験から、自分の中に押さえ込んできたものがある、ということに気付けたことがキッカケです。

その他、日々の細かい気づきが積み重なっていくうちに、自分が幼い頃に抱いていた「本屋さんをやりたい」という夢を実現させることができたら、「自分は何がしたいんだろう?」と悶々と過ごす日々から抜け出せそうな気がしました。

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それ以前から、本屋さん通いはされていたとか?

あの空間が好きで、関東の本屋さんへもよく行っていました(^^)

良いお店がたくさんあるんですけど、すごく好きすぎてだんだん羨ましくなってきて(笑)

「誰か盛岡でやってくれないかなぁ」

「なんで誰もやらないんだろう」

と思っていましたが、誰もやる気配がなく(笑)

「だったら、自分で作ろう!」と思い立ちました。

お店ができるまでの過程で、印象に残っていることはありますか?

それは本当に沢山ありますが…

「本屋を作る」となった時、色々な人から本当に沢山ご意見を頂きまして。

その中から何を選択するか決める、自分の軸をぶらさず選んだものを正解にしていく、というのが大変でした。自分で「やる」と言った以上、全部決めていかなければいけませんからね。

ただ、そのおかげで、<自分で決めて、自分で責任をとっていく>ことを体感できました。自分はどうしたいんだろう?というのを常に問うていました。

楽しさと苦しさが絡み合う、充実感でもあり大変さでもあり、でもそういう世界(事業主や起業家の方のように)があることを知れて、本当に良かったと思っています(^^)

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今後、Pono books &timeをどんな場所にしていきたいですか?

やりたいことをやらないでいる人や、自分がやりたいことが分からず悩んでいる人って、沢山いると思うんです。そういう人たちが、何かのきっかけを掴める場所、人生を変えるような出会いのある場所にしたいですね。

あと、実は「言葉が実現する本屋」というコンセプトもありまして。それを踏まえて、自分が本当の本当にやりたいこと・好きなことを口にできる場所にしていきたいと思っています。

だから、もっとここを知ってもらって、いろんな使い方をしてもらえたらなと思っています。「ただの古本屋じゃないんです!」って伝えたいです(笑)

これができたら、一人一人が、街全体、世の中全体が明るく楽しくなる気がしています。

 

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Pono books and timeさんのお話を伺う中で感じたのは、「自分と向き合う時間を作る」ことの大切さ。

忙しい毎日の中で、一息ついて何かをする。または、何もしない。というのは、なかなか出来ないものです。とはいえ、「なんとなく」日々を過ごしていると、徐々に、自分の本当の気持ちや願いもわからなくなってくるものです。

そんな方にこそ、本を読んだり、1人会議をしたり、フレンドリーなスタッフの方々・居合わせた方々との会話を楽しんだりetc…スローダウンして考える自分の為の時間を、ぜひPono books and timeさんで過ごして頂きたいですね。

 

Pono books and time 

公式HP / Instagram

※営業時間や利用法について、公式HPをご覧下さい。

盛岡市大通り3丁目7-9 東北堂ビル2F​

 

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